東京理科大学の留学生が葛飾菖蒲まつりに参加しました
平成30年6月3日(日)、堀切菖蒲園で開催されている葛飾菖蒲まつりに東京理科大学の留学生2名が参加しました。
この取り組みは、東京理科大学と葛飾区との連携事業として、東京理科大学で学ぶ留学生に、葛飾区の観光スポットやイベントなどを知っていただき、留学生の目線から見たその魅力などを、SNSやホームページ等のツールを活用して発信していただくことで葛飾区の観光のPRへと繋げるものです。また、留学生には日本の歴史や文化を知ることで、日本留学の時間をさらに有意義なものにする一助としていただく機会とするものです。
「江戸東京の行楽地『堀切』と花菖蒲」と題し、江戸の人びとと葛飾との関わり、地域産業としての花栽培、行楽の装置としての菖蒲園経営など、葛飾区における花菖蒲の歴史やその魅力についての講座を開講いたしました。「いろんな花の名前がありますが、どのようにつけられているのですか。」など、たくさんの質問をいただき、積極的に学んでいただきました。
堀切菖蒲園では、色鮮やかに咲き揃った花菖蒲の園内を散策し、また、野点での湯茶接待を体験されました。
東京理科大学留学生 葛飾菖蒲まつり体験レポート
(日本語で体験レポートの報告をいただきました。原文のまま掲載しています。)
本日、東京理科大学と葛飾区との連携事業で、東京都葛飾区に立地する花菖蒲の名所として知られている堀切菖蒲園を観光させていただきました。
最初に、菖蒲園の歴史について葛飾区観光課の谷口先生が紹介してくださいました。そして、町の昔からの地形や様子などを教えてくれて、散歩しながら堀切菖蒲園に向かいました。
菖蒲園に入り、園内は日本庭園風の趣もあり、それほど広くはないが、花の密度が高く、満開の菖蒲はとても綺麗に咲いていました。園内にある石橋にのぼると、菖蒲を見下ろすことができ、また違う風景で観賞を楽しむことができます。さらにお抹茶を点てていただきました。先生の所作がとても丁寧で美しかったです。たくさんの種類の菖蒲に囲まれ、美味しいお抹茶を飲みながらお花を観賞して、とても得した気分になりました。
私は、今回初めて堀切菖蒲まつりへ訪れました。たくさん菖蒲園の歴史を知ることができ、とても感銘を受けました。普通の観光ではできない貴重な経験となりました。
この度国際支援課の誘いに応じて、葛飾堀切菖蒲祭りで、菖蒲をめぐって伝統的な日本文化を体験しました。熱心な葛飾区観光課の方に通じて、葛飾に数少ない古建物や江戸時代からの文化などのことを沢山学び、今まで見たことないものことを観た。数えないほどの菖蒲の種類の多さは、今まで考えたことのない日本文化の深さと面白さであります。
特に印象深かったのは、湯茶であります。私は普段お茶が紅茶しか飲まないので、これが初めてです。左右の水とお湯でお茶に使う湯を一定の温度を維持して、粉を適量に入れ、混ぜることまで、一切の揺れもなく、動きもスムーズにしてた。一番大事な味には勿論お美味しいしか言えない、こんなものは飲んだことない。先生の方が苦いから口に合うかどうか分からないとお喋ったけど、私には今まで味わったことのない香りしかわからなかった。
この体験を大事にします、本当にきて良かったと思います。
留学生により発信されたSNS
東京理科大学と葛飾区との連携事業で留学生の二人が葛飾区に立地する花菖蒲の名所として知られている堀切菖蒲園を観光しました。園内は日本庭園風の趣があり、花の密度が高く、満開の菖蒲はとても綺麗に咲いていました。菖蒲園の歴史を知ることができ、普通の観光ではできない貴重な経験となりました pic.twitter.com/MPjPrCwAQp
-- 東京理科大学留学生会 (@tusryugakusei) 2018年6月4日